竹内実 氏(たけうちみのる)
文学研究者[日本]
(京都大学名誉教授・中国文学・現代中国論)
2013年 7月30日 死去享年91歳
竹内 実(たけうち みのる、1923年(大正12年)6月12日 - 2013年(平成25年)7月30日)は、日本の中国文学、現代中国社会研究者。
京都大学名誉教授、立命館大学国際関係学部元教授。
日本における中国研究の第一人者である。
経歴=
出生から修学期
1923年(大正12年)、中国山東省(現在の淄博市張店区)に生まれた。
日本へ帰国後、二松學舍専門学校(現二松學舍大学)に進学した。
在学中に学徒出陣のため応召するが、敗戦直前に病気除隊となった。
太平洋戦争後、京都大学文学部中国語学文学科で学び、1949年に卒業。
東京大学大学院に進み、修士課程を修了。
中国学研究者として
修了後は、社団法人中国研究所へ勤務。
その後、旧東京都立大学助教授となった。
1973年、京都大学人文科学研究所教授となった。
1987年に京都大学を定年退官し、名誉教授となった。
その後は、同年4月より立命館大学国際関係学部教授。
その後、松阪大学教授。
海外では、北京日本学研究センター教授、杭州大学日本文化研究所研究員を務めた。
学界では、1987年から1994年まで現代中国研究会会長を務めた。
2013年7月30日、京都市内で逝去。
90歳没。
受賞・栄典=
1992年:福岡アジア文化賞 学術研究賞を受賞
1999年:勲三等旭日中綬章受章。
研究内容・業績=
世界に先駆けて毛沢東の原典集『毛沢東集』を編纂し、中国を含む各国の研究者に研究の基礎を提供した。
1960年には野間宏、大江健三郎らと共に ……
竹内実さんが亡くなってから、11年と245日が経ちました。(4263日)