スタンダールStendhal
作家[フランス]
1842年 3月23日 死去脳出血享年60歳
スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 - 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスの小説家、評論家。
本名はマリ=アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)という。
ペンネームのスタンダールはドイツの小都市シュテンダルに由来すると言われている。
近代小説の開祖の一人とみなされている大作家。
理工科志望を放棄して、軍人となった。
ナポレオン失脚後はミラノに移住して作品を書いた。
しかし政治風刺と恋愛心理を分析する新傾向の小説は、生前は売れなかった。
その墓には自ら選んだ銘句「生きた、書いた、恋した」が刻まれている。
作品に、主人公ジュリアン・ソレルで有名な『赤と黒』のほか、『パルムの僧院』、評論『恋愛論』がある。
経歴=
1812年のナポレオンのロシア遠征からの撤退中にスタンダールが滞在したヴィリニュスの建物にある銘
シェルバン・ベールの肖像画(1800年頃)
グルノーブル高等法院の弁護士シェルバン・ベールの子として生まれる。
母方の実家も地元の名士であり、スタンダールは幼少期を地方の名士の子として何不自由なく暮らした。
7歳の時に亡くなった母を終生、異常なまでに偏愛し続け、その反動で、実務家で王党派の父を激しく憎み続けた。
そのため、スタンダールは父とは正反対のロマンチストの共和主義者として、その後の生涯を送る事になる。
父の期待を受けて勉学にいそしんだスタンダールは、1799年、優秀な成績で理工科学校の入学試験 ……
スタンダールが亡くなってから、182年と242日が経過しました。(66718日)