市倉宏祐 氏(いちくらひろすけ)
哲学者[日本]
2012年 7月19日 死去多臓器不全享年92歳
市倉 宏祐(いちくら ひろすけ、1921年8月21日 - 2012年7月19日)は、日本の哲学者。
現代フランス哲学の研究者。
専修大学名誉教授。
経歴=
1921年 - 神奈川県横浜市生まれ
第三高等学校卒業
1947年9月 - 東京大学文学部倫理学科卒業
1959年までに 専修大学文学部助教授 のち教授
1982年 - 専修大学図書館長
1986年 - 『アンチ・オイディプス』で第23回日本翻訳文化賞受賞
1990年 - 第6代日本倫理学会長
1992年、専修大学定年退任、名誉教授
2012年 - 多臓器不全のため東京都町田市の病院で死去。
著書=
単著=
『現代フランス思想への誘い アンチ・オイディプスのかなたへ』岩波書店、1986年
『ハイデガーとサルトルと詩人たち』日本放送出版協会・NHKブックス、1997年
『和辻哲郎の視圏―古寺巡礼・倫理学・桂離宮』春秋社、2005年
共著編=
哲学の名著12選、学陽書房、1972年(古田光、廣川洋一、中野幸次、竹田篤司、上妻精、飯島宗享、城塚登、岩永達郎、新田義弘、市倉宏祐 による共編著)
(菊地健三、伊吹克己)『ジル・ドゥルーズの試み』北樹出版、1994年
翻訳=
ジャン・イポリット『ヘーゲル精神現象学の生成と構造(上)』岩波書店、1972
ジャン・イポリット『ヘーゲル精神現象学の生成と構造(下)』岩波書店、1973
ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』河出書房新社、1986年
市倉 宏祐氏(いちくら・ひろすけ=専修大名誉教授・現代フランス哲学)19日午前4時、多臓器不全のため東京都町田市の病院で死去、90歳。横浜市出身。葬儀は近親者のみで済ませた。喪主は妻フサミさん。
市倉宏祐さんが亡くなってから、12年と125日が経ちました。(4508日)