杉浦直樹 氏(すぎうらなおき)
俳優[日本]
2011年 9月21日 死去肺腺がん享年81歳
テレビドラマ『江分利満氏の優雅な生活』『玉ねぎ横丁の花嫁さん』『渡された場面』『カンガルーの反乱』『赤い魂』『さらば女ともだち』『華やかな誤算』『父の詫び状』『幸福の条件』『家へおいでよ』
映画『新婚列車』『パイナップル部隊』 CM『カネボウ・薬用紫電改』
受賞
1984年アジア太平洋映画祭助演男優賞1987年第25回ギャラクシー賞1994年第2回読売演劇賞優秀男優賞2001年第27回菊田一夫演劇賞備考
2006年旭日小綬章受章テンプレートを表示
杉浦 直樹(すぎうら なおき、1931年〈昭和6年〉12月8日 - 2011年〈平成23年〉9月21日)は、日本の俳優。
フリーランス。
血液型はB型
来歴・人物=
愛知県岡崎市に生まれる。
従兄は数学者で東京大学名誉教授の杉浦光夫。
戦争末期、愛知県岡崎中学校(現・愛知県立岡崎高等学校)に入学。
1945年、学徒動員により日清紡績美合工場に送られ、終戦まで飛行機を作る毎日を送る。
1946年春、当時岡崎中学校で教鞭を執っていた画家の山本鍬太郎が演劇部を設立すると、すぐに入部。
1948年4月の学制改革により愛知県立岡崎北高等学校に移る。
杉浦の所属する演劇部は尾張、西三河、東三河の代表が競う県大会に一度出場するが、台本に三島由紀夫の作品を用いたことから審査員から「学生にあるまじきものだ」と批難を浴びた。
1950年、岡崎北高校ではなく、岡崎高校を卒業した(高2回生)。
日本大学芸術学部中退。
在学中に、西村晃、岡田英次ら所属し ……
ドラマ「父の詫び状」などで知られ、深みのある演技で活躍した俳優の杉浦直樹(すぎうら・なおき)さんが21日午後7時23分、肺腺がんのため自宅で死去した。79歳だった。愛知県出身。葬儀は親族のみで行う。喪主は妻仁美(ひとみ)さん。 日大芸術学部中退。新演劇研究所の舞台で活躍後、「俺は待ってるぜ」で映画デビュー。「錆びたナイフ」の敵役で注目された。その後はテレビドラマに数多く出演、向田邦子さん脚本の「あ・うん」、山田太一さん作の「岸辺のアルバム」など数々の名作ドラマで印象に残る夫や父を好演した。舞台「あ・うん」で2002年、菊田一夫演劇賞受賞。 06年9月に脳梗塞を発症し、自宅で療養していた。今年7月中旬に体調を崩し入院、肺にがんが見つかったが、今月1日に本人の希望で退院していたという。(2011/09/23-13:21)
杉浦直樹さんが亡くなってから、13年と62日が経ちました。(4810日)