長田暁二 氏(おさだぎょうじ)
音楽評論家[日本]
2024年 11月4日 死去享年95歳
長田 暁二(おさだ ぎょうじ、1930年〈昭和5年〉3月19日 - 2024年11月4日)は、日本の音楽文化研究家、音楽プロデューサー。
ポリドール・レコード学芸部長、徳間音楽工業常務取締役、テイチクエンタテインメント顧問を歴任。
来歴・人物=
岡山県笠岡市生まれ。
笠岡市の禅寺威徳寺の次男として育つ。
1953年、駒澤大学英米文学科卒業。
大学在学中からコロムビアレコードでアルバイトをし、レコード業界に出入り。
卒業後、同年キングレコード入社。
童謡担当ディレクターを振り出しに22年間ディレクターを務めた。
1968年、芸術祭賞受賞(児童のための音楽入門レコード『チュウちゃんが動物園へいったお話』)に始まり、同奨励賞3回、批評家選賞1回。
日本レコード大賞企画賞3回、特別賞4回、童謡賞は「ちいさい秋みつけた」をはじめとして7回。
新人賞は「下町の太陽」で倍賞千恵子、作曲賞は「さよならはダンスのあとに」で小川寛興など。
1966年度、ADFレコード大賞『イタリア古典歌曲集』、1974年度、フランスのACCディスク大賞(世界で最も権威あるレコード大賞)を「ピアノと鳥とメシアンと」(ピアノ木村かをり・指揮岩城宏之)で受賞。
企画制作した担当レコードの受賞多数。
1975年にポリドール・レコードに移り、のち学芸部長。
その後徳間音工常務取締役、テイチクエンタテインメント顧問を歴任。
1982年フリーになり、10月に音楽制作会社「明治音楽企画」を設立し代 ……
長田暁二さんが亡くなってから、17日が経ちました。