安倍洋子 氏(あべようこ)
書家[日本]
(岸信介 長女、安倍晋太郎 妻)
2024年 2月4日 死去享年97歳
安倍 洋子(あべ ようこ、旧姓:岸(きし)、1928年〈昭和3年〉6月11日 - 2024年〈令和6年〉2月4日)は、日本の書家。
岸信介の長女、安倍晋太郎の妻、安倍寛信・安倍晋三・岸信夫の母。
三代にわたる政治家一家である岸・安倍家の「ゴッドマザー」的存在で、長らく清和政策研究会所属議員夫人たちのリーダーを務め、政界に信奉者が多いことから「政界のゴッドマザー」と称されていた。
生涯=
安倍一家:左から、洋子と次男・晋三、夫・晋太郎と長男・寛信(1956年撮影)
岸信介・良子夫妻の長女として、東京府豊多摩郡中野町千光前町(現:東京都中野区中野)に生まれた。
父:信介の満州国政府への赴任中(1936年 - 1939年)は、中野の家で母方の祖母に育てられた。
1941年に一家は新宿区新宿柏木に転居したが、1945年に洋子が白百合高等女学校(現:白百合学園中学校・高等学校)を卒業した後、岸家の実家がある山口県田布施町へ疎開し、洋子も山口銀行の田布施支店に勤務した。
1949年に上京し、叔父:佐藤栄作の吉祥寺の旧宅に入る。
1950年6月、のちに衆議院議員、農林大臣、内閣官房長官、通商産業大臣、外務大臣となる、当時は毎日新聞の政治部記者だった安倍晋太郎と見合いをし、1951年5月に結婚した。
その後、晋太郎との間に息子3人をもうけ、長男の寛信は実業家、二男の晋三は衆議院議員、内閣官房副長官(政務担当)、内閣官房長官、そして第90・96・97・98代内閣総理大臣を務め、実 ……
安倍洋子さんが亡くなってから、291日が経ちました。