グレンダ・ジャクソン 氏Glenda Jackson
女優、政治家[イギリス]
2023年 6月15日 死去享年88歳
グレンダ・ジャクソン(Glenda May Jackson CBE、1936年5月9日 - 2023年6月15日)は、イギリスの女優、政治家。
略歴=
リバプール近くマージーサイドのバーケンヘッドで、煉瓦職人の家庭に生まれ、高校卒業後に2年間薬局で働いた後、ロンドンの王立演劇学校で学ぶ。
1957年にテレンス・ラティガンの『銘々のテーブル』で舞台にデビューする。
これまでトニー賞に4度ノミネートされている。
1963年に映画デビューし、『恋する女たち』と『ウィークエンド・ラブ』でアカデミー主演女優賞を受賞。
テレビではエリザベス一世に扮した『Elizabeth R』でエミー賞を2回受賞。
ケン・ラッセル、ジョン・シュレシンジャーなどのイギリス映画作家の作品を通して70年代の自立した女性像を演じ続けた。
シェークスピア、イプセンなどの古典、近代劇からコメディーまで幅広くこなす演技力には定評があり、妥協を許さない個性の強さと貫禄のある台詞の言い回しが特徴。
2023年6月15日、同日に病気療養中に死去したことを代理人が発表した。
87歳没。
政治家として=
1992年に政界入りのため女優を引退し、労働党から庶民院議員選挙に立候補して当選する。
ブレア内閣において、1997年から1999年まで運輸政務次官を務めた。
2015年の選挙には立候補せずに政界を引退した。
女優復帰=
政界引退後の2015年以降は主にロンドン、ニューヨークの舞台で俳優活動を復活。
シェークスピアのリア王(リア王役)、エドワ ……
グレンダ・ジャクソンさんが亡くなってから、1年と160日が経ちました。(525日)