水尾比呂志 氏(みずおひろし)
美術史家[日本]
(武蔵野美術大学 元学長)
2022年 1月3日 死去享年93歳
水尾 比呂志(みずお ひろし、本名・博、1930年11月7日 - 2022年1月3日)は、日本の美術史家、民藝運動家、武蔵野美術大学名誉教授・元学長。
略歴=
大阪府出身。
高校時代から詩を書き、詩誌「櫂」同人。
柳宗悦に師事し、旧制福岡高等学校を経て東京大学文学部卒業、1955年(昭和30年)同大学院美術史学科修士課程修了。
舞台・放送作家でもあった。
日本民藝館館員を経て、1963年(昭和38年)武蔵野美術大学助教授、1970年(昭和40年)に教授、1986年(昭和61年)学長、1994年(平成6年)退任し名誉教授。
2003年(平成15年)5月に日本民藝協会会長(2011年6月まで)。
講師として晩年まで、毎年各地で行われた日本民藝協会の全国大会・講座、また柳宗悦をめぐる講演・シンポジウムに多く参加していた。
国立近代美術館運営委員、通産省伝統的工芸品産業審議会委員、文化庁文化財保護審議会委員、「國華」名誉顧問、日本民藝協会名誉会長、日本民藝館理事。
2022年1月3日、誤嚥性肺炎のため死去。
91歳没。
受賞歴=
1962年、『デザイナー誕生』毎日出版文化賞
1962年、ザルツブルグ・オペラ賞
1967年、ラジオドラマ「愛と修羅」イタリア賞
1968年、ギャラクシー賞
1973年、イタリア賞
1981年「音楽と舞踊による映像絵巻 月〜竹取物語より」脚本 イタリア放送協会賞
1982年、国際エミー賞 公演芸術部門優秀賞
2017年、秋の叙勲 瑞宝中綬章受章
著書=
創作
『汎神論 水尾比呂志詩集』ユリイカ 1958
『海 ……
水尾比呂志さんが亡くなってから、2年と322日が経ちました。(1053日)