ジョン・デューイJohn Dewey
哲学者[アメリカ]
1952年 6月1日 死去享年94歳
ジョン・デューイ(John Dewey、1859年10月20日 - 1952年6月1日)は、アメリカ合衆国の哲学者。
チャールズ・サンダース・パース、ウィリアム・ジェームズとならんでプラグマティズムを代表する思想家である。
また米国では機能主義心理学に貢献したことでも知られている。
20世紀前半のアメリカ哲学者のなかでも代表的且つ進歩的な民主・民衆主義者(ポピュリスト)だった。
リチャード・ローティは「最も敬愛する哲学者」として評価し、「われわれをプラトンとイマヌエル・カントの呪縛(ドグマ)から解放した」と指摘したうえで、17世紀の哲学者がスコラ哲学に対して「革命」を興したように、「正確な表象」というそれまでの知識理論を拒絶した点でルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインとマルティン・ハイデッガーに並ぶとしている。
またヒラリー・パトナムもデューイをヒーローとしている。
略歴と業績=
バーモント大学学生時代とミシガン大学教授=
1859年、アメリカバーモント州バーリントン町の食料品店に、父アーチボルトと母ルシナの三男として生まれる。
デューイ家はイギリスから移住してきた開拓者の末裔で、父はその四代目だった。
裕福とはいえず、少年時代のジョン・デューイは、新聞配達や農場の手伝いなどをして小遣いを稼いでいた。
15歳のとき、兄のDavis Rich Deweyが通っていた名門バーモント大学に入学。
大学ではチャールズ・ダーウィンの進化論やオーギュスト・コ ……
ジョン・デューイが亡くなってから、72年と173日が経過しました。(26471日)