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井上光晴 氏(いのうえみつはる)

作家[日本]

1992年 5月30日 死去大腸がん享年67歳

井上光晴 - ウィキペディアより引用

井上 光晴(いのうえ みつはる、男性、1926年〈大正15年〉5月15日 - 1992年〈平成4年〉5月30日)は、日本の小説家。
貧窮の中に育ち、炭鉱労働を経て日本共産党に入党するも、『書かれざる一章』が内部批判として注目を集め離党。
以後、炭鉱労働者や被爆者、被差別部落民、朝鮮人など、社会の底辺にある差別と矛盾、彼らへの共感をテーマにした力作を発表した。
詩集もある。
来歴・人物= 1967年頃 福岡県久留米市で生まれる(旅順生まれであるとも)。
長崎県崎戸町、佐世保市で育つ。
高等小学校中退後、独学で種々の検定試験に合格。
戦争中は国家主義思想の影響を受けた早熟な少年であったが、戦後日本共産党に入党。
大西巨人、谷川雁らを知る。
1945年電波兵器技術養成所卒業、のち多摩陸軍技術研究所勤務、1945年日本共産党長崎地方委員会創設に参加、1949年九州地方委員会常任。
1950年共産党の細胞活動の内情を描いた『書かれざる一章』を『新日本文学』に発表し、党指導部より批判される。
いわゆる国際派に属していたため、所感派により党を除名される(1953年)。
1958年、戦争中の青年の姿を描いた『ガダルカナル戦詩集』を発表して、それまでの党活動を描いた作品から飛躍し作家としての地位を確立。
同年吉本隆明らと『現代批評』を創刊した。
その後、被爆者や被差別部落の問題を取り上げた『虚構のクレーン』や、太平洋戦争中の学徒兵らを描いた『死者の時』な ……

井上光晴さんが亡くなってから、32年と191日が経ちました。(11879日)