井上武士(いのうえたけし)
作曲家[日本]
1974年 11月8日 死去享年71歳
井上 武士(いのうえ たけし、1894年(明治27年)8月6日 - 1974年(昭和49年)11月8日)は、日本の作曲家。
東京音楽大学教授。
群馬県勢多郡芳賀村(現在の前橋市)出身。
代表作は「チューリップ」「海」。
作曲数は約500曲とも200曲以上ともされ、日本音楽史上に残る数々の唱歌・童謡の作品を遺した。
上記2曲は日本の歌百選に選ばれている。
経歴=
1894年(明治27年)8月6日 - 勢多郡芳賀村大字五代に、漢方医の父井上隆伯、母きよの間に、4男3女の末子として生まれる。
長兄大五郎は高崎第15連隊の大尉、次兄正男は台湾の花蓮港高等女学校(中国語版)校長などを務め、三兄英男は弁護士となっている。
1909年(明治42年)3月 - 芳賀尋常高等小学校卒業。
1914年(大正3年)3月 - 群馬県師範学校(現在の群馬大学共同教育学部)卒業。
翌年まで勢多郡上川淵尋常高等小学校訓導として勤務。
1915年(大正4年)4月 - 東京音楽学校甲種師範科(現在の東京芸術大学)仮入学。
1年の1学期の成績によって本入学が許可された。
東京音楽学校では1年次にオルガンを楠美恩三郎、ヴァイオリンを大塚淳、音楽通論を信時潔、写譜を青木友忠(草川信の兄)・舟橋栄吉、国語と修身を吉丸一昌、音楽史を乙骨三郎、英語を富尾木知佳、心理を船越文教、唱歌を岡野貞一、ダンスを坪井玄道から教わったと書いている。
また2年次に和声を中田章、国語と漢文を大須賀績、高野辰之、藤村作に学び、3年次にオ ……
井上武士が亡くなってから、50年と13日が経過しました。(18276日)