岸田森 氏(きしだしん)
俳優、声優[日本]
(女優・樹木希林は元妻)
1982年 12月28日 死去食道がん享年44歳
岸田 森(きしだ しん、1939年〈昭和14年〉10月17日 - 1982年〈昭和57年〉12月28日)は、日本の俳優、声優、劇作家、演出家。
来歴=
1939年(昭和14年)、東京市杉並区阿佐ヶ谷(現・東京都杉並区阿佐谷北)にある河北総合病院で岸田国士の弟・岸田虎二とその妻・真理子の子として誕生する。
5歳ごろまで中野区本町通りに住んでいた。
1944年(昭和19年)、5歳。
疎開先の箱根町立湯本小学校へ入学。
1947年(昭和22年)、8歳。
帰京し、千代田区の九段小学校へ転校する。
九段小学校の同級生に大空真弓がいた。
麹町中学校から海城高等学校を卒業。
麹町中学校の同級生に衆議院議員の加藤紘一、海城高校の1年後輩にはフリーアナウンサーの徳光和夫がいた。
この小学3年生のころから、蝶の収集を始める。
1958年(昭和33年)、19歳。
一浪後法政大学英文科へ入学するが、2年生のときに俳優の道を志し、中退したという。
1960年(昭和35年)、21歳。
文学座附属演劇研究所に研究生として入団。
研究発表会のような内輪の演劇ばかりで、「年間収入が2〜3万円という暮らしが5〜6年続いた」と語っている。
1962年(昭和37年)、23歳。
『光明皇后』の延臣役が初舞台となる。
1964年(昭和39年)、25歳。
同期である女優・悠木千帆(のちの樹木希林)と結婚。
1965年(昭和40年)、26歳。
文学座座員に昇格。
1966年(昭和41年)、27歳。
年頭に退団。
悠木、村松克己、草野大悟ら ……
岸田森が亡くなってから、41年と329日が経過しました。(15304日)