真理明美 氏(まりあけみ)
女優[日本]
2017年 8月8日 死去肝細胞がん享年77歳
真理 明美(まり あけみ、1941年〈昭和16年〉5月4日 - 2017年〈平成29年〉8月8日)は、日本の女優。
本名は、須川 久美子 (旧姓:及川 )。
岩手県盛岡市出身。
夫は映画監督の須川栄三(1998年死別)。
人物=
岩手県立花巻南高等学校卒業後、デパートガールを経て、松竹『モンローのような女』のヒロインに募集し金的を射止め、1963年に松竹入社。
同作で主演デビューする。
松竹は映画のタイトルに合わせ、芸名を真理明美とし、渡米させてマリリン・モンローの墓に詣でさせるなど鳴物入りの宣伝をしたが空振りに終わり、期待が大きかっただけにその反動で熱が冷めるのも早く、以降の作品は顔見せ程度の出演になった。
当時の松竹は"女性路線"を標榜し、新人女優を次々売り出したが、見切りも早かった。
黒澤プロダクションの助監督だった松江陽一との3年越しの恋にも破れ、1966年秋にひっそり盛岡に帰郷した。
1968年以後は活動の拠点を映画からテレビへと移す。
1969年より始まったドラマ『プレイガール』で人気が出た。
自身の作詞によるレコードも出している。
しかし、撮影の多忙さと主婦業の仕事のため腎臓を患い番組を降板する。
回復後も時々『プレイガール』に出演している。
1969年、須川栄三と結婚。
『日本人のへそ』(1977年、ATG)ではスタッフとしてのクレジットがある。
2000年、黒木和雄監督の映画『スリ』に久々に出演した。
2017年8月8日午前10時50分、肝細胞 ……
真理明美さんが亡くなってから、7年と105日が経ちました。(2662日)