山崎朝雲(やまざきちょううん)
彫刻家[日本]
1954年 6月4日 死去享年88歳
山崎 朝雲(やまざき ちょううん、1867年3月22日(慶応3年2月17日) - 1954年(昭和29年)6月4日)は、彫刻家。
筑前国博多櫛田前町(現・福岡県福岡市博多区冷泉町)生まれ。
本名は春吉。
別号は羯摩。
代表作に「大葉子」。
弟子に佐藤玄々、橋本朝秀、上田直次、入江爲義など。
長男は洋画家の山崎坤象。
経歴=
1884年(明治17年) - 仏師・高田又四郎に師事。
1894年(明治27年) - 第4回内国勧業博覧会に出品、宮内省買い上げ。
1895年(明治28年) - 上京。
高村光雲に師事する。
1900年(明治33年) - 日本美術協会幹事。
1902年(明治35年) - 亀山上皇銅像木型完成。
銅像完成後、正力松太郎からよみうりランドに預けられ、現在、筥崎宮に安置されている。
1907年(明治40年) - 同門の平櫛田中・米原雲海らとともに日本彫刻会を結成。
1927年(昭和2年) - 帝国美術院会員。
1934年(昭和9年)12月3日 - 帝室技芸員
1937年(昭和12年) - 帝国芸術院会員。
木彫による写実的表現に新生面を開く。
1952年(昭和27年) - 文化功労者。
墓所は染井霊園。
作品=
作品名
技法
形状・員数
寸法(縦x横x高さcm)
所有者
年代
落款
備考
賀茂競馬置物
銅・鋳造
1体
42.0x76.0x50.0
三の丸尚蔵館
1914年(大正13年)
同年の昭和天皇ご結婚奉祝品として三井高棟より献上。
白馬節会置物
木彫
1体
28.0x55.4x41.5
三の丸尚蔵館
1914年(大正13年)
同年の昭和天皇ご結婚に際し、香淳皇后 ……
山崎朝雲が亡くなってから、70年と170日が経過しました。(25738日)