石坂洋次郎 氏(いしざかようじろう)
作家[日本]
1986年 10月7日 死去享年87歳
石坂 洋次郎(いしざか ようじろう、1900年〈明治33年〉1月15日 - 1986年〈昭和61年〉10月7日)は、日本の小説家。
青森県弘前市代官町生まれ。
慶應義塾大学国文科卒。
『若い人』で文壇に登場。
戦後は新聞小説に活躍。
『青い山脈』をはじめとする青春物で、国民的な人気を博した。
数多くの作品が映像化されている。
来歴・人物=
弘前市立朝陽小学校、青森県立弘前中学校(現在の青森県立弘前高等学校)に学び、慶應義塾大学文学部を卒業。
大学時代、心酔していた郷里の作家葛西善蔵を鎌倉建長寺の境内の寓居に訪ねるも、酒に酔った葛西から故郷の踊りを強要され、さらに相撲で捻じ伏せられた上、長刀を頭の上で振り回されて幻滅と困惑を感じる。
1925年に青森県立弘前高等女学校(現在の青森県立弘前中央高等学校)に勤務。
翌1926年から秋田県立横手高等女学校(現在の秋田県立横手城南高等学校)に勤務。
1929年から1938年まで秋田県立横手中学校(現在の秋田県立横手高等学校)に勤務し教職員生活を終える。
葛西文学への反撥から健全な文学を志し、1927年第一作となる『海を見に行く』で注目され、『三田文学』に掲載した『若い人』で三田文学賞を受賞。
しかし、右翼団体から圧力をうけ、教員を辞職。
戦時中は陸軍報道班員として、フィリピンに派遣された。
戦後は『青い山脈』を『朝日新聞』に連載。
映画化され大ブームとなり、「百万人の作家」といわれるほ ……
石坂洋次郎さんが亡くなってから、38年と45日が経ちました。(13925日)