小島信夫 氏(こじまのぶお)
作家[日本]
2006年 10月26日 死去肺炎享年92歳
小島 信夫(こじま のぶお、1915年〈大正4年〉2月28日 - 2006年〈平成18年〉10月26日)は、日本の小説家。
中国から復員後、教師を経て『小銃』で文壇に登場。
「第三の新人」の一人と目されるも、抽象表現を帯びた前衛的手法の作品に独自の道を拓いた。
評伝や文学論でも活躍。
日本芸術院会員。
文化功労者。
位階は正四位。
略歴=
岐阜県稲葉郡加納町(現・岐阜市加納安良町)出身。
旧制岐阜中学校(現・岐阜県立岐阜高等学校)、第一高等学校を経て、1941年東京帝国大学文学部英文科卒業。
卒業論文は『ユーモリストとしてのサッカレイ』。
1942年より中国東北部で従軍、敗戦でポツダム上等兵(伍長)。
1946年復員し、1948年4月から千葉県立佐原女子高等学校で教え、1949年度より東京都立小石川高等学校に移る。
1954年からは明治大学工学部(現・理工学部)助教授として英語を教え、1961年に工学部教授に昇格、以後1985年の定年まで勤務する傍ら旺盛な文筆活動を行った。
2006年10月26日、肺炎のため91歳で死去した。
没日付で正四位に叙位。
作風=
小島信夫さんが亡くなってから、18年と26日が経ちました。(6601日)