長田弘 氏(おさだひろし)
詩人[日本]
2015年 5月3日 死去胆管がん享年77歳
長田 弘(おさだ ひろし、1939年11月10日 - 2015年5月3日)日本の詩人、児童文学作家、文芸評論家、翻訳家、随筆家。
大学在学中から詩を書き始め、第1詩集『われら新鮮な旅人』(1965年)で注目された。
その後、『深呼吸の必要』(1984年)、『世界は一冊の本』(1994年)などで読者層を広げた。
来歴・人物=
1939年、福島県福島市生まれ。
福島県立福島高等学校卒業。
早稲田大在学中の1960年秋、関根久男と詩誌「鳥」を創刊。
雑誌「現代詩」「詩と批評」「第七次早稲田文学」の編集に加わる。
1963年、早稲田大学第一文学部独文専修卒業。
1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。
以来詩人として活躍する。
代表作は児童向けの散文詩集『深呼吸の必要』であり、ロングセラーとなった。
詩集の他には評論、エッセイなどの著書がある。
1971年から1972年までアイオワ大学国際創作プログラム客員詩人を務めた。
1971年~1977年、早稲田大学第一文学部文芸科非常勤講師。
NHKのオピニオン番組『視点・論点』にも出演。
読売新聞の「こどもの詩」の選者を、死去した川崎洋に代わって2004年12月から2015年5月まで務めた。
2006年に出版された『読書から始まる』は読書法の指南書やエッセーではなく、読書という営みを異なる複数の観点から捉えた読書論となった。
2015年5月3日、胆管癌のため東京都杉並区の自宅で死去。
75歳没。
死去前日まで仕事を続けていたという。
没前後とし ……
長田弘さんが亡くなってから、9年と203日が経ちました。(3490日)