斉藤仁 氏(さいとうひとし)
柔道家[日本]
(五輪2連覇)
2015年 1月20日 死去肝内胆管がん享年55歳
斉藤 仁 (さいとう ひとし、1961年1月2日 - 2015年1月20日)は、青森県青森市出身の日本の柔道家。
ロサンゼルスオリンピック・ソウルオリンピック柔道男子95kg超級金メダリスト。
国士舘大学体育学部教授、同大学柔道部監督、全日本代表監督を務めた。
段位は講道館9段。
位階は従五位。
二人の息子がおり、二男は斉藤立。
親戚は同郷青森市出身の元WBA世界フライ級チャンピオンのレパード玉熊。
経歴=
幼少時代=
1961年に青森市筒井八ッ橋(のちの筒井2丁目)で生まれ、1967年に市立筒井小学校へ入学。
小学校時代には既に体が大きく、相撲をやっていて同級生らからは“水デブ”などとあだ名されていた。
TBS系テレビドラマ『柔道一直線』にて、主人公(一条直也)が特訓して大きな相手を投げ飛ばしたり足でピアノを弾いたりするシーンを見て、「柔道をやれば、出来ない事もやれるようになるのではないか」と思ったのがきっかけとなり、父に「死ぬまで柔道をやるから」と誓って柔道着を買ってもらい、柔道を始め、アニメ『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』の影響でいつしか自然と五輪を目指すようになっていったという。
1973年には市立筒井中学校へ入学して柔道部に所属。
引き続き相撲と掛け持ちで柔道の稽古に励むも、中学3年生になった時に当時の顧問が他校へ転任する事となり柔道部は休部の危機に。
代わりの顧問を見つける事を条件に休部を免れた斉藤たちは、半ば泣 ……
斉藤仁さんが亡くなってから、9年と306日が経ちました。(3593日)