克美しげる 氏(かつみしげる)
歌手[日本]
2013年 2月27日 死去脳出血享年77歳
克美 しげる(かつみ しげる、1937年12月25日 - 2013年2月27日)は、日本の元歌手。
本名は津村 誠也(つむら せいや)。
1975年から1976年にかけては芸名を『克美 茂』と表記していた。
歌手として活躍中に殺人事件を起こし収監されたことで知られる。
渡辺プロダクションなどに所属。
宮崎県宮崎市出身。
1950年代末に始まったロカビリー・ブームを追い風に、ヒットポップスの日本語カバーでヒット曲を連発、その後、テレビアニメ『エイトマン』の主題歌や『さすらい』などのヒット曲によって流行歌手として活躍した。
生涯=
生い立ち=
1937年、宮崎の大きな材木屋を経営する裕福な家に生まれた。
中学はクリスチャン系の私立の中学校に入れられ、聖歌隊のメンバーになり、その顧問の先生にソロを取るように言われたことが、歌への目覚めであった。
1956年、宮崎県立宮崎大宮高等学校へ進学するも、家業が傾き、家計を助けるために得意のギターで仲間と音楽グループを結成、クラブのステージにも立つようになる。
学校にばれて何度も停学になるが、活動を続けていた。
その頃、ロカビリーブームが起きて、テレビも普及しておらず情報がない中、自身もその波に乗り遅れたくないという想いが強くなり、高校3年の時に家出同然で飛び出し、宮崎を汽車で発つ。
その頃東京までは1日半かかり、自身と似た境遇の若者は途中の大阪で下車する者が多かったが、克美は大阪へのジャズ喫茶で水 ……
克美しげるさんが亡くなってから、11年と267日が経ちました。(4285日)