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高良和武 氏(こうらかずたけ)

東京大学名誉教授・放射光科学[日本]

(国内で初めてX線領域放射光実験施設を実現させる。)

2019年 1月30日 死去心不全享年99歳

高良 和武(こうら かずたけ、1921年2月9日 - 2019年1月30日)は、放射光科学を専門とする日本の物理学者。
鹿児島市出身。
東京大学及び高エネルギー加速器研究機構名誉教授。
動力学X線回折理論の研究により、放射光科学と結晶学の発展に貢献した。
また後年は、産学連携や高等教育におけるインターンシップ制度の推進にも尽力した。
フォトン・ファクトリー施設長、日本結晶学会会長、日本放射光学会会長、学校法人筑波研究学園理事長、総合科学研究機構理事長、日本インターンシップ学会会長を歴任した。
経歴= 高良大社の宮司の家に生まれる。
旧制鹿児島県立第一鹿児島中学校、旧制第七高等学校造士館、九州帝国大学理学部物理学科卒業。
1955年9月26日、九州大学で理学博士の学位を取得した。
1955年9月から1957年12月まで、ドイツのフリッツ・ハーバー研究所に客員教授として滞在した。
帰国後は東京大学教養学部から工学部へ、さらにその後高エネルギー加速器研究機構へと移っていった。
1972年から1973年まで、日本結晶学会の第11代会長を務め、名誉会員にも認定されている。
高エネルギー加速器研究機構では、日本初のエックス線領域の光を発生させることができる放射光施設であるフォトン・ファクトリーの創設に尽力した。
1978年4月から1984年3月まで、フォトン・ファクトリー初代施設長を務めた。
1988年、日本放射光学会の初代会長に就任した。
1991年10月、応用物理 ……

高良和武さんが亡くなってから、5年と296日が経ちました。(2122日)

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