綾岡有真(あやおかゆうしん)
日本画家[日本]
1910年 4月3日 死去享年65歳
綾岡 有真(あやおか ゆうしん、弘化3年7月29日(1846年9月19日) - 明治43年(1910年)4月3日)は明治時代に活躍した日本画家である。
略歴=
綾岡輝松(池田綾岡)の長男。
柴田是真の門人。
姓は池田、通称は房吉。
江戸に生まれる。
是真の門に入り丹青の道に携わっており有真の号を受ける。
また、父の号を継いで2代目池田綾岡とも号した。
花鳥画を徳意とし、先代である父と同様に専ら工芸図案を生業としており、内国勧業博覧会の審査員を務めた。
享年65。
墓所は父と同じ東京府本所区松阪町の大信寺。
作品=
「日光勝景 霧降滝」 大判錦絵 秋山武右衛門版 1893年 ミネアポリス美術館所蔵
「近世書画之張交」 有真は右下に「蟹」を描き、河鍋暁斎は右上に能の「鶴亀」を描く。
河鍋暁斎記念美術館所蔵
「張交(雷神他)」 有真は右下に「雀」を描き、暁斎は右上に「雷神」を描く。
個人所蔵。
綾岡有真が亡くなってから、114年と232日が経過しました。(41871日)