横田健一 氏(よこたけんいち)
歴史学者[日本]
(関西大学名誉教授・日本古代史)
2012年 2月6日 死去心不全享年97歳
横田 健一(よこた けんいち、1916年(大正5年)9月3日 - 2012年(平成24年)2月6日)は、日本の歴史学者。
専門は日本古代史。
関西大学名誉教授。
来歴=
父貫次・母せつの長男として兵庫県神戸市生田区(現中央区)に出生。
神戸市立諏訪山尋常小学校、神戸市立山手尋常小学校(転入)、兵庫県立第一神戸中学校、第三高等学校文科(甲類入学)を経て、1937年4月、京都帝国大学文学部史学科に入学(国史学専攻)。
1940年3月、京都帝国大学文学部史学科卒業、1941年4月海軍機関学校教授。
1946年6月 関西大学教授。
1964年、関西大学文学部長(~1966年)。
1972年、学校法人関西大学理事(~1977年)。
1987年3月、定年退職、名誉教授、のち佛教大学教授。
1991年3月、佛教大学を退職。
活動=
日本古代史を専攻し、1971年、三品彰英から日本書紀研究会の代表を引き継ぎ、長年にわたって論文集『日本書紀研究』を編集した。
職場の関西大学では、1949年の史学科(のち史学・地理学科)設立にあたって中心的役割を担い、石濱純太郎、魚澄惣五郎、末永雅雄らを教授陣に迎え、学科の基礎を築いた。
また、関西大学の『七十年史』『百年史』といった年史編纂事業にも尽力した。
主要著作=
単著=
『道鏡』(吉川弘文館、1959年、新装版1988年)
『日本のマッチ工業と瀧川儀作翁』(同書刊行会、1963年)
『日本古代の精神―神々の発展と没落』(講談社現代新書、1969年)
『白鳳天平の世界』(創元 ……
横田健一さんが亡くなってから、12年と289日が経ちました。(4672日)