平岡定海 氏(ひらおかじょうかい)
僧侶・華厳宗[日本]
2011年 11月26日 死去多臓器不全享年89歳
平岡 定海(ひらおか じょうかい、1923年4月27日 - 2011年11月26日)は、華厳宗の僧侶で歴史学者。
第213世東大寺別当。
書家。
人物=
1923年(大正12年)、奈良市東大寺上之坊に生まれる。
1949年(昭和24年)京都大学文学部史学科卒業。
1955年(昭和30年)東京大学大学院修了。
1960年(昭和35年)文学博士。
1954年(昭和29年)種智院大学講師、1957年(昭和32年)助教授、1966年大手前女子大学教授。
東大寺上之坊住職、東大寺執事長、華厳宗管長、東大寺別当を歴任。
2011年(平成23年)11月26日、多臓器不全により遷化。
88歳没。
著書=
『東大寺宗性上人の研究並史料』上中下(日本学術振興会、1958-1960年/新版・臨川書店、1988年)
『東大寺の歴史』(至文堂・日本歴史新書、1961年、増補版1975年)
『大仏勧進ものがたり』(大蔵出版・大蔵新書、1977年/吉川弘文館・読みなおす日本史、2014年)
『東大寺』(教育社歴史新書、1977年)
『東大寺辞典』(東京堂出版、1980年、新版1995年)
『日本寺院史の研究 古代編』(吉川弘文館、1981年)
『日本寺院史の研究 中世・近世編』(吉川弘文館、1988年)
『無常のうた 日本人の無常観とその歴史』(毎日新聞社、1993年)
編著=
『仏教教育宝典2 聖徳太子・南部仏教集』玉川大学出版部、1972年 - 前者は出口常順(四天王寺管長)編
『日本仏教基礎講座1 奈良仏教』雄山閣、1980年
『行基・鑑真 日本名僧論集 第1巻』吉川弘文館、1983年 - 後者は中井真孝(浄土宗 ……
平岡 定海師(ひらおか・じょうかい=東大寺長老)26日午後10時7分、多臓器不全のため奈良市の病院で死去、88歳。奈良市出身。自坊は同市雑司町406の1の東大寺上之坊。葬儀は30日正午から同坊で。喪主は長男昇修(しょうしゅう)師。年内に本山葬を行う。 93年から3年間、第213世東大寺別当。日本の寺院史を研究、「東大寺の歴史」や「日本寺院史の研究」など多数の著書を残した。山形大や筑波大、龍谷大などで講師や教授も務めた。(2011/11/27-19:33)
平岡定海さんが亡くなってから、12年と361日が経ちました。(4744日)