中井真孝 氏(なかいしんこう)
僧侶・浄土宗、歴史学者[日本]
2024年 5月20日 死去享年82歳
中井 真孝(中井 眞孝、なかい しんこう、1943年5月15日 - 2024年5月20日)は、日本の浄土宗の僧侶・歴史学者。
佛教大学名誉教授・元学長、学校法人佛教教育学園理事長。
専門は日本古代史・仏教史。
浄土宗常照山長香寺住職。
経歴=
1943年、滋賀県で生まれた。
京都府立大学文家政学部文学科を卒業し、大阪大学大学院文学研究科国史学専攻に進んだ。
1972年、博士課程を満期退学。
1978年、佛教大学助教授に就いた。
1985年に教授昇進。
1991年、学位論文『日本古代仏教制度史の研究』を佛教大学に提出して文学博士の学位を取得。
1999年より2005年まで学長を務める。
2012年より佛教教育学園理事長。
2014年に佛教大学を退職し、名誉教授となった。
2024年5月20日に死去。
受賞・栄典=
2019年:春の叙勲で瑞宝中綬章を受章。
研究内容・業績=
専門は日本古代史・仏教史。
日本史研究会、大阪歴史学会、仏教史学会に所属して活動した。
家族・親族=
実兄:伊藤唯真は浄土門主であり佛教大学元学長を務めた。
著作=
著書
『日本古代の仏教と民衆』評論社 1973
『日本古代仏教制度史の研究』法蔵館 1991
『行基と古代仏教』永田文昌堂 1991
『朝鮮と日本の古代仏教』東方出版 1994
『法然伝と浄土宗史の研究』思文閣出版 1994
『法然絵伝を読む』(佛教大学鷹陵文化叢書 12) 思文閣出版 2005
『絵伝にみる法然上人の生涯』法藏館 2011
『法然上人絵伝の研究』思文閣出版 2013
『鎌倉浄土教の先駆 ……
中井真孝さんが亡くなってから、185日が経ちました。