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黒丸尚 氏(くろまひさし)

翻訳家[日本]

(本名・佐久間弘)

1993年 3月14日 死去享年43歳

黒丸 尚(くろま ひさし、1951年 - 1993年3月14日)は、日本の翻訳家。
本名は佐久間 弘で、筆名は本名のアナグラムである。
生涯= 東京都深川出身。
東京大学法学部卒業。
SFファングループ一の日会出身。
日本SF作家クラブ会員だった。
電通でCMディレクターを務める傍ら著述、翻訳活動に入る。
1988年、電通を退社。
晩年は専業翻訳家に。
海外SF作品の翻訳を多数手がけるほか、ペンネーム「LEO」でのアメリカンコミックスの紹介でも著名。
また書評等では白川星紀、赤須澄郎という筆名も使用した。
ウィリアム・ギブスン、ルディー・ラッカーらのサイバーパンクSF作品の翻訳を多数担当。
特にギブスン作品の翻訳で採用したルビを多用した独自の文体で知られ、秋山瑞人、古橋秀之、冲方丁、伊藤計劃などに影響を与えた。
1993年に病死。
第14回日本SF大賞特別賞を受賞。
訳書= 『虚無の孔』(The Hole in the Zero、M.K.ジョーゼフ、早川書房、海外SFノヴェルズ) 1979年 『アポロの彼方』(Beyond Apollo、バリー・N・マルツバーグ、早川書房、海外SFノヴェルズ) 1980年 『砂のなかの扉』(Doorways in the Sand、ロジャー・ゼラズニイ、ハヤカワ文庫SF) 1981年 『ソウルイーターを追え』(The Soul Eater、マイク・レズニック、新潮文庫) 1984年 『英訳 おとぼけ課長』(植田まさし、芳文社コミックス) 1984年 『われら顔を選ぶとき』(Today We Choose Faces、ロジャー・ゼラズニイ、ハヤカワ文庫SF) 1985年 『 ……

黒丸尚さんが亡くなってから、31年と252日が経ちました。(11575日)