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伊藤計劃 氏(いとうけいかく)

SF作家[日本]

(本名・聡さとし)

2009年 3月20日 死去肺がん享年36歳

伊藤 計劃(いとう けいかく、本名:伊藤 聡、1974年〈昭和49年〉10月14日 - 2009年〈平成21年〉3月20日)は、日本の小説家。
武蔵野美術大学美術学部映像科卒業。
2007年、『虐殺器官』で小説家として本格的にデビューしてから僅か2年ほどで早逝したが、上記作品はゼロ年代日本SFのベストに挙げられている。
略歴= 千葉県の八千代松陰高等学校を経て、武蔵野美術大学美術学部映像学科卒業。
1999年、『ネイキッド』にてアフタヌーン四季賞 冬のコンテスト(選考者 かわぐちかいじ)佳作を受賞(四季賞CHRONICLE解説書 72頁より)。
2004年1月から「はてなダイアリー」にて映画・SF評論ブログを開始する。
Webディレクターの傍ら執筆した『虐殺器官』が、2006年第7回小松左京賞最終候補となり、ハヤカワSFシリーズ Jコレクションより刊行され、作家デビュー。
同作は『SFが読みたい! 2008年版』1位、月刊プレイボーイミステリー大賞1位、日本SF作家クラブ主催の第28回日本SF大賞候補となる。
全く同じ経緯でデビューした円城塔と共に、期待の新人として脚光を浴びるも、2009年3月、ユーイング肉腫の多発転移のため死去。
2009年12月6日、遺作となった『ハーモニー』で第30回日本SF大賞を受賞した。
「特別賞」枠を除き、故人が同賞を受賞するのは初めてである。
2010年に同作の英訳版が出版され、アメリカでペーパーバック発刊されたSF小説を対象とした賞であるフィリップ・K・ディック賞の特別賞を受賞し ……

伊藤計劃さんが亡くなってから、16年と219日が経ちました。(6063日)

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