イタマール・フランコ 氏Itamar Augusto Cautiero Franco
政治家、元大統領[ブラジル]
2011年 7月2日 死去脳卒中享年82歳
イタマール・アウグスト・カウティエーロ・フランコ(ポルトガル語: Itamar Augusto Cautiero Franco、ポルトガル語発音: [itɐˈmaʁ ˈfɾɐ̃ku]、1930年6月28日 - 2011年7月2日)は、ブラジルの政治家。
1992年から1995年まで同国の大統領を務めたのを筆頭に、長い政治人生で上院議員、市長、大使、知事、副大統領を歴任した。
幼年期=
サルヴァドール-リオデジャネイロ間をむすぶ船上で生まれた。
父方は片方がドイツ系(ミナスジェライス州のスティーブラー家)で、母方はともにイタリア系。
母の名前もずばりイタリア (Itália) であった。
父はフランコが生まれる前にこの世を去っている。
男の子はその船名「イタ」とポルトガル語で海を意味する「マール」とをあわせて、イタマールと命名された。
ミナスジェライス州ジュイス・デ・フォーラで育ち、1955年にジュイス・デ・フォーラ技術学校を卒業、エンジニアになった。
政治家として=
1950年代中ごろに政界入りし、ジュイス・デ・フォーラ市の市会議員、副市長を経て市長を2期(1967年 - 1971年、1973年 - 1974年)務めた。
1974年に職を辞し、ミナスジェライス州から連邦上院議員に当選。
1976年とその翌年の2度、軍政期(1964年 - 1985年)に合法野党であったブラジル民主運動党の副党首を務めた。
1982年に上院議員に再選され、1986年にはミナスジェライス州知事に自由党から立候補したが落選。
当時は大統領直接選挙制の即時復活に尽力し、自由党の ……
イタマール・フランコさんが亡くなってから、13年と143日が経ちました。(4891日)