栗坪良樹 氏(くりつぼよしき)
文学研究者[日本]
(青山学院女子短期大学名誉教授・日本近代文学)
2021年 3月30日 死去享年82歳
栗坪 良樹(くりつぼ よしき、1940年10月13日 - 2021年3月30日)は、日本近代文学研究者。
青山学院女子短期大学名誉教授。
生涯=
満洲国奉天市生まれ。
北海道月形高等学校、早稲田大学教育学部卒。
同大学院修士課程修了、麻布中学校・高等学校教師の後、青山学院女子短期大学教授、1990-1998年学長を務める。
2011年定年、名誉教授。
河出書房新社『定本横光利一全集』、岩波講座『日本文学史』、岩波書店『阿部昭集』等の編集に携わる。
2021年3月30日、心臓病のため死去。
80歳没。
著書=
『私を語れ、だが語るな 評論集』本阿弥書店 1989
『横光利一論』永田書房 1990
『現代文学と魔法の絨緞 文学史の中の<天皇>』有精堂出版 1993
『子どもたちは今を生きのびられるか』岩波ブックレット 1998
『寺山修司論』砂子屋書房 2003
『ブックエンド1983~2003 本と映画の同時代批評』彩流社 2003
『親ばなれ子ばなれ 寺山修司と家族プログラム』集英社新書 2006
『曠野より』ふらんす堂、2011 ISBN 4781404138
共編著=
『早稲田文学人物誌』保昌正夫 青英舎 1981
『村上春樹スタディーズ』1-5 柘植光彦 若草書房 1999
『現代文学鑑賞辞典』東京堂出版 2002
『開高健 新潮日本文学アルバム52』新潮社, 2002 - 解説
参考文献=
文藝年鑑2007
栗坪良樹さんが亡くなってから、3年と236日が経ちました。(1332日)