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瀬田貞二(せたていじ)

児童文学者翻訳家[日本]

1979年 8月21日 死去肝硬変享年64歳

瀬田 貞二(せた ていじ、1916年4月26日 - 1979年8月21日)は、日本の児童文学作家・翻訳家・児童文学研究者。
来歴・人物= 東京市本郷区(現:東京都文京区)湯島切通坂町にて父・瀬田金之助と母・余寧の息子として生まれる。
1939年、俳人中村草田男に師事。
本郷尋常小学校、開成中学校、東京高等学校を経て、1941年、東京帝国大学国文科卒業。
同1941年、東京府立第三中学校(のちの、都立両国高校)の夜間部の教諭となる。
1942年、千葉県立国府台陸軍病院の衛生兵となる。
1945年の終戦後、東京府立第三中学校に復職し、同年の秋、結婚。
戦後、東京府立第三中学校夜間部教師のかたわら、余寧金之助の筆名で児童文学作品を雑誌に寄稿。
1947年、東京府立第三中学校を退職。
1949年、平凡社に入社し『児童百科事典』全24巻の企画編集に携わり、1956年完成。
1957年に平凡社を退職し、以降、児童文学の分野で翻訳・評論・創作などを手がけ、業績を残した。
J・R・R・トールキン『指輪物語』の翻訳が有名である。
その他、日本の民話の再話もあり、『かさじぞう』『ふるやのもり』などはロングセラーである。
1957年、「なんきょくへいったしろ」(こどものとも1956年8月号 福音館書店)で産経児童出版文化賞を受賞、ついで1963年「あふりかのたいこ」で、1966年「ホビットの冒険」の訳で、1967年「ナルニア国ものがたり」の訳で同賞受賞。
1975年、『指輪物語』の翻訳等で日本翻訳文化賞 ……

瀬田貞二が亡くなってから、45年と74日が経過しました。(16510日)

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