石田名香雄 氏(いしだなかお)
ウイルス学者[日本]
(元東北大学長)
2009年 12月4日 死去肺炎享年87歳
石田 名香雄(いしだ なかお、1923年〈大正12年〉3月6日 - 2009年〈平成21年〉12月4日)は、日本の医学者、ウイルス学者。
元東北大学学長。
仙台市名誉市民。
二男は分子生物学者の石田直理雄。
人物=
新潟県上越市生まれ。
旧制仙台一中、旧制二高、東北帝国大学医学部卒業。
ウイルスベクターとして知られるセンダイウイルス、また、制癌抗生物質ネオカルチノスタチンを発見した。
野口英世記念医学賞、日本学士院賞などを受賞。
お酒が好きなことで知られており、利酒が趣味だった。
学生に抜群の人気があった。
略歴=
1946年 - 東北帝国大学医学部卒業
1951年 - 東北大学医学博士
1953年 – センダイウイルスを発見
ミシガン大学ウイルス研究所留学
1960年 - 東北大学医学部教授(細菌学講座)
1965年 - 制癌抗生物質ネオカルチノスタチンを発見
1975年 - 東北大学医学部長
1983年 - 東北大学学長
1989年 - 東北大学名誉教授
受賞・栄典=
1980年 - 野口英世記念医学賞
1987年 - 日本学士院賞(センダイウイルスの発見及びその構造と機能に関する研究)
1996年 – 勲一等瑞宝章
主な著書=
和文の編著作
宮川正澄、三橋進、石田名香雄 編『実験感染学』朝倉書店、1967年。
石田名香雄、沼崎義夫編 編『ウイルスの今日的意味』医薬ジャーナル社、1990年。
石田名香雄さんが亡くなってから、14年と352日が経ちました。(5466日)