長尾重武 氏(ながおしげたけ)
建築史学者[日本]
2025年 10月23日 死去病気享年82歳
長尾 重武(ながお しげたけ、1944年4月18日 - 2025年10月23日)は、日本の建築史学者、詩人、武蔵野美術大学名誉教授。
専門はイタリア建築史。
詩人として『同時代』同人。
略歴=
東京都出身。
1967年東京大学工学部建築学科卒、同大学院博士課程単位取得満期退学。
1983年「ヴィニョーラと16世紀イタリア建築 ルネッサンスの住宅構想とオーダー理論について」で工学博士。
東北工業大学助教授を経て、武蔵野美術大学教授、学長を務めた。
2015年定年、名誉教授となる。
著書=
『ミケランジェロのローマ』(建築巡礼) 丸善 1988
『ローマ バロックの劇場都市』 (建築巡礼) 丸善 1993 - 各・図版写真 解説
『パラディオへの招待』鹿島出版会(SD選書)1994
『建築家レオナルド・ダ・ヴィンチ ルネッサンス期の理想都市像』中公新書 1994
『東京 建築ガイド 6』丸善 1996
『ローマ イメージの中の「永遠の都」』ちくま新書 1997
『小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く』文春新書 2022
『ピラネージ 幻想の建築家』「芸術選書」中央公論美術出版 2024
以下は詩・俳句関連
『きみといた朝』思潮社 2000
『小さな楽園』思潮社 2006
『つれづれ日記 五輪の巻』鳥影社 2022
『『閑吟集』を歌おう』鳥影社 2024
共編著=
『ビジュアル版西洋建築史 デザインとスタイル』 丸善 1996。
星和彦と編著代表
石川清, 渡辺道治, 末永航, 羽生修二, 小林克弘, 関和明共著
編著『ピラネージ《牢獄》論 描かれた幻想の迷宮』中央公論美術 ……
長尾重武さんが亡くなってから、12日が経ちました。



