ビョルン・アンドレセン 氏Björn Andrésen
俳優[スウェーデン]
(映画「ベニスに死す」に出演し、「世界で一番美しい少年」といわれた。)
2025年 10月25日 死去享年71歳
ビョルン・ヨーハン・アンドレセン(Björn Johan Andrésen、1955年1月26日 - 2025年10月25日)は、
スウェーデンの俳優、歌手。
ストックホルム出身。
ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画作品『ベニスに死す』(1971年)の美少年タジオ役で広く知られている。
略歴=
デンマークで育った母親は、ヨーロッパを転々としながら過ごすボヘミアンであったという。
パリの芸術家のコミュニティに入り浸っていたが、生まれる前に死亡したとされる実の父親は不明である。
10歳の時、夫に捨てられ不安定になっていた母が自殺し、祖母に育てられた。
ストックホルムの音楽学校でクラシックを学んだが、好みはビートルズなどのロック。
友人達と13歳の頃からバンドを組み、あちこちで演奏していた。
美容師であった祖母の執拗な勧め で子役としての活動を始め、1969年にストックホルム郊外で撮影された青春映画『純愛日記』(1970年)に端役で出演したのがスクリーンデビューである。
なお『純愛日記』は、1971年の日本初公開時にオリジナルから約20分カットされた状態で上映されたが、2008年4月26日に完全版が『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』の邦題で上映された。
1970年、ヴィスコンティが『ベニスに死す』の映画化の為に、主人公の作曲家を虜にする少年タジオ役を求めてヨーロッパ中を探していた。
当時、友人とバンドを組んで歌っていたアンドレセンがヴィスコンティの目に止まり、数多くの ……
ビョルン・アンドレセンさんが亡くなってから、3日が経ちました。



