マイク・デイヴィス 氏Mike Davis
都市社会学者[アメリカ]
2022年 10月25日 死去享年77歳
マイク・デイヴィス(Mike Davis、1946年3月10日 - 2022年10月25日)は、アメリカ合衆国の批評家・都市社会学者。
ロサンゼルスを中心とした都市論に依拠して、ネオリベラリズムに基づいて編制される現代社会の暗部を批判的に考察している。
人物・来歴=
1946年、カリフォルニア州フォンタナに生まれ、サンディエゴ近郊で育つ。
トラック運送業や食肉加工業で働き、新左翼の運動に参画するなど、アカデミック・キャリアの形成は遅れ、1970年代に入りカリフォルニア大学ロサンゼルス校で修士号を取得。
南カリフォルニア建築大学、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校、カリフォルニア大学アーバイン校を経て、死去するまでカリフォルニア大学リバーサイド校人文社会科学学部教授を勤めていた。
著書=
単著=
Prisoners of the American Dream: Politics and Economy in the History of the US Working Class, (Verso, 1986).
City of Quartz: Excavating the Future in Los Angeles, (Verso, 1990, new ed., 2006).
村山敏勝・日比野啓訳『要塞都市LA』(青土社, 2001/増補新版, 2008年)
Ecology of Fear: Los Angeles and the Imagination of Disaster, (Henry Holt and Co., 1998).
Magical Urbanism: Latinos Reinvent the US City, (Verso, 2000).
Late Victorian Holocausts: El Nino Famines and the Making of the third World, (Verso, 2001).
The Monster at Our Door: the Global Threat of Avian Flu, (New Press, 2005).
柴田裕之・斉藤隆央訳『感染爆発――鳥インフルエンザの脅威』(紀伊國屋書店, 2006年)
Planet of Slums, (Verso, 2006).
酒井隆史監訳、篠原雅武・丸山 ……
マイク・デイヴィスさんが亡くなってから、2年と27日が経ちました。(758日)