矢口高雄 氏(やぐちたかお)
漫画家[日本]
2020年 11月20日 死去膵臓がん享年82歳
矢口 高雄(やぐち たかお、1939年10月28日 - 2020年11月20日)は、日本の漫画家・エッセイスト。
株式会社矢口プロダクション代表取締役。
本名:高橋 高雄(たかはし たかお、戸籍上は「高」が異体字(はしご髙)で髙橋 髙雄)。
血液型A型。
自然の中での生活をテーマにした作品を描き、代表作の『釣りキチ三平』、『幻の怪蛇バチヘビ』で、釣りとツチノコブームを起こした。
経歴=
生い立ち=
秋田県雄勝郡西成瀬村狙半内(後の平鹿郡増田町狙半内、現在の横手市増田町狙半内)出身。
町の中心部から20km離れた山村に生まれ、自然に囲まれて育つ。
この子供時代の生活が、後に漫画の題材となった。
4歳の時に、母親に読み聞かせてもらった宮尾しげをの『西遊記』や田河水泡の『のらくろ』で漫画に接し、以来無類の漫画好きになる。
特に手塚治虫の『流線型事件』『メトロポリス』に強い影響を受け、手塚が連載する漫画雑誌を買うために杉皮背負いのアルバイトで小遣いを稼ぐほどであった。
また漫画を読む一方で自ら描く事にも興味を持ち、手持ちの漫画の模写をするようになり、手塚に手紙を出して、予想外の返事を受けて感激した。
中学生時代に生徒会長を務め、秋田県立増田高等学校を卒業する。
就職後に漫画執筆=
地元の羽後銀行(合併を経て、現在は北都銀行。
その縁から合併直前の時期には釣りキチ三平が同行のキャラクターとなっていた。
)に入行。
当初は銀 ……
矢口高雄さんが亡くなってから、4年と1日が経ちました。(1462日)