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山本博文 氏(やまもとひろふみ)

歴史学者[日本]

(東京大学大学院情報学環教授・日本近世史)

2020年 3月29日 死去腎盂がん享年74歳

山本 博文(やまもと ひろふみ、1957年2月13日 - 2020年3月29日)は、日本の歴史学者。
日本近世史専攻。
東京大学大学院情報学環教授・東京大学史料編纂所教授。
経歴[編集] 1957年、岡山県津山市生まれ。
東京大学文学部国史学専修課程で学び、1980年に卒業。
東京大学大学院人文科学研究科に進み、1982年に修士課程修了した。
1982年、東京大学史料編纂所助手に採用された。
1992年、学位論文『幕藩制の成立と近世の国制』を東京大学に提出して博士論文号を取得。
1994年に東京大学史料編纂所助教授、2001年に同所教授に昇格。
2010年からは東京大学大学院情報学環教授を兼任した。
2020年3月29日、腎盂癌のため死去。
63歳没。
受賞[編集] 1992年『江戸お留守居役の日記』で日本エッセイスト・クラブ賞 研究内容・業績[編集] 東京大学史料編纂所に勤務し、江戸時代の大名や武士をめぐる著作を多数刊行した。
萩藩毛利家、江戸留守居役福間彦右衛門の活動を描いた『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、同作はNHKでドラマ化もされた。
歴史学者の仕事を一般に紹介した『日本史の一級史料』などの著作もある。
著作[編集] 著書 『寛永時代』吉川弘文館〈歴史学叢書〉1989 『幕藩制の成立と近世の国制』校倉書房 1990 『江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸』読売新聞社 1991 講談社文庫 1994 講談社学術文庫 2003 『江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子 ……

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山本博文さんが亡くなってから、4年と120日が経ちました。(1581日)

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