シモーヌ・シニョレ 氏Simone Signoret
女優[フランス]
1985年 9月30日 死去享年65歳
シモーヌ・シニョレ(Simone Signoret, 本名: Simone Henriette Charlotte Kaminker, 1921年3月25日 - 1985年9月30日)は、フランスの女優。
フィルム・ノワールのヒロイン、また娼婦役で強い印象を残した。
来歴=
ドイツ・ヴィースバーデンにて生まれる。
パリで育ち、英語やラテン語の先生、またタイピストとして働いていた。
ナチによるフランス統治の間は、父親がユダヤ人であるということを隠して働いていたという。
家族を援助するため、また演技に興味を持ったために1942年からエキストラとして映画に出演し始めた。
1947年シュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞し、1959年の『年上の女』でアカデミー主演女優賞と、カンヌ国際映画祭女優賞をダブル受賞した。
1947年に映画監督イヴ・アレグレと結婚し、長女で女優のイザベル・アレグレをもうけたが2年後に離婚。
1951年にイヴ・モンタンと再婚。
1960年、二人はマリリン・モンローとアーサー・ミラーが住んでいたビバリーヒルズのホテルに滞在し、モンタンとマリリン・モンローの関係が不倫に発展したこともあったが、二人は彼女の死まで一緒であった。
戦後、フランス共産党党員として多くのデモや活動に夫イヴと参加。
社会問題に関心の深い一面があった。
50代に入る頃から実年齢以上の老け役を演じることが多かった。
主な出演作品=
公開年
邦題原題
役名
備考
1943
悪魔が夜来るLes Visiteurs du soir
クレジットなし
1944
泣きぬれた天使L'Ange de ……
シモーヌ・シニョレさんが亡くなってから、39年と52日が経ちました。(14297日)