イマニュエル・ウォーラーステイン 氏Immanuel Wallerstein
社会学者、経済史学者[アメリカ]
2019年 8月31日 死去享年90歳
イマニュエル・ウォーラーステイン(Immanuel Wallerstein、1930年9月28日 - 2019年8月31日)は、アメリカの社会学者、経済史家。
巨視的な観点から世界の歴史と社会全体を「単一のシステム」と捉える「世界システム論」を提唱・確立したことで知られる。
ウォーラーステインの研究は政治経済学や社会学、歴史学など様々な分野を横断するもので、マルクスの唯物弁証法・史的唯物論や、国際政治経済学の「従属理論」、それに歴史学のアナール学派の代表的存在であるフェルナン・ブローデルがとなえた「長期持続」の視点などを踏まえるものだった。
世界システム論では、大航海時代が齎した世界規模の交易をきっかけに、世界全体が政治的、経済的、社会的な差異を越えて機能する一つのシステムとなり、それが今日にまで続いていると説明される。
関連作品
-
タイトル 入門・世界システム分析
種別 単行本著者 - イマニュエルウォーラーステイン
- ImmanuelWallerstein
- 山下範久
出版社 藤原書店ページ数 発売日 新品価格 ¥2,750中古商品 ¥1,167より -
タイトル 知の不確実性 〔「史的社会科学」への誘い〕
種別 単行本著者 - イマニュエル・ウォーラーステイン
- 山下範久
- 滝口良
出版社 藤原書店ページ数 発売日 新品価格 ¥3,080中古商品 ¥1,815より
イマニュエル・ウォーラーステインさんが亡くなってから、4年と233日が経ちました。(1694日)