エムナマエ 氏
児童文学作家[日本]
(本名・生江雅則、イラストレーターとして活躍していたが、糖尿病により失明した後は、作家として活躍。)
2019年 3月6日 死去心不全享年72歳
エム ナマエ(本名:生江 雅則(なまえ まさのり)、男性、1948年9月1日 - 2019年3月6日)は、日本の画家、児童文学作家。
来歴・人物=
東京都新宿区信濃町生まれ。
1961年:千代田区立永田町小学校(現・千代田区立麹町小学校)卒業、千代田区立麹町中学校入学。
1964年:慶應義塾志木高等学校入学。
1967年:慶應義塾大学法学部入学。
1969年
初の個展『空』を開催。
1970年
イラストレーターとしてデビュー。
当時のレギュラー雑誌は『女学生の友』、『中学二年コース』など。
1971年
慶應義塾大学文学部図書館情報学科教授を務める渡辺茂男の講義を受け専門的な絵本学習を行う。
1973年
初の児童向け単行本『みつや君のマークX』を渡辺茂男と共著で出版。
イラストレーターに専念するため大学を中退。
1974年
絵本作家太田大八の勧めで絵本作家集団『童美連』に入会。
初の絵本『ざっくり ぶうぶう がたがた ごろろ』大型絵本『機関車』など絵本作家としての活動を開始。
この後、絵本作家として失明までに約60冊の児童図書を手がける。
1983年
視力と体調の低下のため受診すると糖尿病と診断され、将来の失明を宣告される。
1986年
完全に失明。
文筆家に転じ、初の長編童話『宇宙からきたネコ博士』の執筆を開始。
1988年
初の長編童話『UFOリンゴと宇宙ネコ』(『宇宙からきたネコ博士』から改題)を出版。
1989年
『UFOリンゴと宇宙ネコ』で第18回児童文芸新人賞を受賞。
エムナマエさんが亡くなってから、5年と261日が経ちました。(2087日)