福田陸太郎 氏(ふくだりくたろう)
比較文学者、詩人[日本]
2006年 2月4日 死去享年91歳
福田 陸太郎(ふくだ りくたろう、1916年2月9日 - 2006年2月4日)は、日本の英米文学者、比較文学者、詩人、東京教育大学名誉教授。
紫綬褒章・勲三等旭日中綬章受章。
追叙従四位。
経歴=
1916年、石川県羽咋市生まれ。
1940年、東京文理科大学英文科を卒業した。
卒業後は東京高等師範学校に勤務。
太平洋戦争後の1947年、東京教育大学助教授に就任した。
のち教授に昇任。
1948年には、太田三郎、中島健蔵らと共に日本比較文学会を創立。
1949年から3年間ソルボンヌ大学に研究留学。
1961年からはフルブライト交換教授として1年間米国の諸大学に派遣された。
1977年に東京教育大学を定年退官し、名誉教授となった。
同年には、自身も設立メンバーであった日本比較文学会の2代目会長となった。
東京教育大学退任後は日本女子大学教授として教鞭をとり、1984年からは大妻女子大学教授をつとめた。
また、共栄学園短期大学学長、理事をつとめ、東京成徳短期大学教授。
語学教育研究所第6代所長を務めた。
受賞・栄典=
1969年:『ホイットマン詩集』で、1974年にバーナード・リーチの翻訳で日本翻訳出版文化賞受賞。
1981年:紫綬褒章を受章。
1988年:勲三等旭日中綬章を受章。
2006年:歿時に、叙・従四位。
研究内容・業績=
専門は英米文学の比較文学的研究で、その著作は『福田陸太郎著作集』全7巻にまとめられている。
自身も日本未来派に属する詩人であり、詩集も刊行 ……
福田陸太郎さんが亡くなってから、18年と290日が経ちました。(6865日)