ジョン・ロックフェラー2世John Davison Rockefeller,Jr.
実業家[アメリカ]
1960年 5月11日 死去享年87歳
ジョン・ディヴィソン・ロックフェラー・ジュニア(John Davison Rockefeller, Jr. 1874年1月29日 - 1960年5月11日)は、ロックフェラー家の著名なメンバーであり、アメリカ合衆国の資本家、慈善家。
スタンダード・オイル創立者であるジョン・ロックフェラーの5番目の子供であり、一人息子。
父親である「シニア」と区別するために一般的には「ジュニア」と呼ばれていた。
子息にはニューヨーク州知事、第41代副大統領を務めたネルソン・ロックフェラーや、アーカンソー州知事のウィンスロップ・ロックフェラー、著名な銀行家のデイヴィッド・ロックフェラーなどがいる。
略歴=
クリーブランド生まれ。
ニューヨーク市のブラウニング・スクールに通い、続いてブラウン大学に入学。
卒業後は父親の事業を手伝い、また投資家としてもその名を馳せた。
世界恐慌の間にロックフェラー・センタービルの建設に資金を提供した。
結果としてロックフェラー2世はニューヨークにおける最大の不動産所有者となった。
さらにアメリカの銀行であるチェース・ナショナル・バンクが彼の信託投資会社を買収したときその支配的利権を得た。
ロックフェラー2世はその文化事業によって最も記憶される。
彼は一族と共にロックフェラー財団とロックフェラー大学を創立した。
さらにヴァージニア州のコロニアル・ウィリアムズバーグ再建のための資金を提供し、ニューヨークの国連本部の建設敷地を寄贈した。< ……
ジョン・ロックフェラー2世が亡くなってから、64年と194日が経過しました。(23570日)