砂本量 氏(すなもとはかる)
映画監督、プロデューサー、脚本家[日本]
2005年 12月21日 死去大腿骨悪性骨腫瘍享年48歳
砂本 量(すなもと はかる、1958年8月29日 - 2005年12月21日)は、日本の脚本家、映画監督である。
本名鈴木良紀(すずき よしのり)名義で映画プロデューサーであった。
来歴・人物=
1958年、神奈川県横須賀市生まれ。
神奈川県立横須賀高等学校を経て立教大学文学部卒業。
大学時代は黒沢清、森達也、塩田明彦らを輩出したサークル「パロディアス・ユニティー」に所属、黒沢の8ミリ映画でその姿を観ることができる。
1983年から1995年まで本名の「鈴木良紀」で、大映映像の社員プロデューサーとして『ジャズ大名』、『はいすくーる仁義』などの映画の企画をてがけた。
同社在籍中の1991年、『ボールパークで夢を見て』で、脚本家登竜門である第17回「城戸賞」を受賞(準入賞)。
代表作にテレビドラマ『相棒』や『ネバーランド』、映画『四日間の奇蹟』、渡辺謙初主演映画『明日の記憶』など。
映画『恋と花火と観覧車』では監督も手がけた。
2005年12月21日、大腿骨悪性骨腫瘍のため死去。
47歳没。
フィルモグラフィ=
鈴木良紀名義=
クレジットのないものはプロデューサー
しがらみ学園 (8ミリ映画 1980年 出演 監督黒沢清)
受験ポルカ (8ミリ映画 1980年 監督・脚本・撮影)
人間性のけじめ (8ミリ映画 1983年 出演 監督黒沢清)
ジャズ大名 (1986年 監督岡本喜八、原作筒井康隆)
カプセルマン (テレビドラマ 1990年 脚本 監督水谷俊之)
サムライダー (ビデオアニメ映画 1991年 監督大庭秀 ……
砂本量さんが亡くなってから、18年と268日が経ちました。(6843日)