ミッキー・スピレイン 氏Mickey Spillane
推理小説作家[アメリカ]
2006年 7月17日 死去享年89歳
ミッキー・スピレイン(Mickey Spillane、本名:フランク・モリスン・マイケル・スピレイン(Frank Morrison Michael Spillane)、1918年3月9日 - 2006年7月17日)は、アメリカ合衆国の小説家。
ハードボイルド探偵小説「マイク・ハマー」シリーズで知られる。
ニューヨーク市ブルックリン区で生まれ、ニュージャージー州エリザベス市の「ポーランド系住民が暮す非常にタフな地区」で育った。
父は敬虔なカトリック教徒で、ペンネームの由来となったマイケルというミドルネームもカトリック教会で守護神と崇められる「大天使聖ミカエル」に由来する。
なお、当人は後にキリスト教系の新宗教である「エホバの証人」に改宗している。
概要=
デビュー=
もともと小説を書き始めたのは金に困っていたからである。
1947年、その状況から抜け出すべく『裁くのは俺だ』の原稿を出版社に売り込み、デビューした。
評価=
マイク・ハマー・シリーズが示す、力こそ正義であると信じ、タフな肉体を誇示して危険の中に飛び込んでいく探偵像は、独特のセックスとサディズムを描く扇情的な文体も相まって大衆に受け、軒並みベストセラーとなった。
しかし、その人気とは裏腹に、文壇からは常に白眼視され、批判の声しか上がらなかったと言われる。
エドガー賞の巨匠賞を受賞(1995年)したのも彼よりも年下でデビューも遅いドナルド・E・ウェストレイク(1993年)やローレンス・ブロック(1994年)の後塵を拝するとい ……
ミッキー・スピレインさんが亡くなってから、18年と143日が経ちました。(6718日)