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永野一男 氏(ながのかずお)

豊田商事会長[日本]

1985年 6月18日 死去刺殺享年34歳

永野 一男(ながの かずお、1952年〈昭和27年〉8月1日 - 1985年〈昭和60年〉6月18日)は、日本の詐欺師。
金のペーパー商法を行った豊田商事の創業者として知られる。
2000億円を騙しとった。
来歴= 岐阜県恵那市にひとりっ子として生まれる。
生家は田が二反ほどで貧しかったが、祖父がやり手で百姓仕事の傍ら、県の砂防工事の現場監督をやって現金収入を得ていた。
ただ、父は幼時に脳膜炎を患って、仕事ができなかった。
母には看護婦の経験があり、嫁ぐとき「子どもは産んではならない」と父の親戚から含まされた。
母も納得したが、婚後2年目に永野を出産した。
しかし生まれた永野に異常さが目立ったわけではなく、ごく普通の子どもだった。
15歳のとき、島根県浜田市国分町の叔父宅に預けられ、母は名古屋市の病院で下働き生活に入り、以来、親子がひとつ屋根の下に住むことはなかった。
中学校を終えると、日本電装(現・デンソー)刈谷工場に集団就職、同時に刈谷高校の定時制に通ったが、2年で退職、退学した。
その後、消火器のセールスマンを経て別荘地分譲会社「名藤富士開発」に入社。
同社を退社後、一攫千金を夢見て、サラ金などから借金のうえ競輪に凝る。
だが、バクチで稼げるわけもなく、まだ20歳の若さで2、3百万の借金を重ね、身動きがとれなくなる。
ついには大垣競輪場でスリを働き、懲役1年、執行猶予3年を宣告されるほど生活は荒んだ。
このあと ……

永野一男さんが亡くなってから、40年と76日が経ちました。(14686日)

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