オリバー・サックス 氏Oliver Sacks
作家、脳神経科医師[イギリス]
2015年 8月30日 死去享年83歳
オリバー・サックス (Oliver Sacks、1933年7月9日 - 2015年8月30日)は、イギリスの神経学者。
2007年7月よりコロンビア大学医科大学院教授。
自身の扱った患者について記した一般啓蒙書を多く記している。
サックスはこれら著作について、19世紀の医学秘話(文芸的筆致の非公式な傷病録)的な性質のものであると考えている。
サックスが好んで挙げる例としてアレクサンドル・ルリヤの『偉大な記憶力の物語』がある。
概要=
サックスは1933年にロンドンで生まれ、総合診療医の父と外科医の母に育てられた。
彼が好きだったのは、飛行機とオートバイ。
特にオートバイだった。
1958年にオックスフォード大学クイーンズ・カレッジで医学の学位を取得し、まずミドルセックス病院で働く。
カナダに行って、カナダ空軍に志願するも、3ヶ月ほどカナダを旅行して頭を冷やしてはと提案され、カナダ横断旅行を決行。
カナディアン・ロッキーの山の中で知り合った教授と大元帥から、こんなところで何をやっているんだ、やることがあるはずと叱責されて、マウント・ザイナイ病院でインターンのやり直しをする。
この過程で、キャロル・バーネットと知り合う。
1962年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で神経医学の研修医となった。
サックスは1965年以来ニューヨークに居住している。
1966年からニューヨークのブロンクスにあるベス・アブラハム病院の顧問神経科医をつとめた。
アルバート・ ……
オリバー・サックスさんが亡くなってから、9年と84日が経ちました。(3371日)