ケン・アナキン 氏Ken Annakin
映画監督[イギリス]
2009年 4月22日 死去享年96歳
ケン・アナキン(Ken Annakin, OBE, 1914年8月10日 - 2009年4月22日)は、イギリスの映画監督。
経歴=
1914年、イースト・ライディング・オブ・ヨークシャーのビヴァリーに生まれる。
ドキュメンタリー制作経験を経て、監督へ転身。
1947年にランク・オーガニゼイションで初監督作品をつとめてから、ゲインズボロー・ピクチャーズへ移籍して『ザ・ハジェッツ』シリーズ(イングランドの郊外に暮らす労働階級の家庭を描いた作品)を手がけ名を上げた。
さらにディズニー映画シリーズの監督しても名高く、『ロビン・フッド』、『剣と薔薇』、『南海漂流』(『スイスファミリーロビンソン』)などを手がけた。
またアメリカ人プロデューサーのダリル・F・ザナックと固い交友を結んでいたことでも知られる。
ザナックが製作をつとめた『史上最大の作戦』ではアナキンがイギリス編の監督をつとめ、アナキンの野心作『素晴らしきヒコーキ野郎』においてはザナックが20世紀フォックスの幹部として支援するなどしている。
他にはジョージ・ルーカスとも交友が深く、『スター・ウォーズシリーズ』に登場するキャラクター「アナキン・スカイウォーカー」の名前は、アナキンが友人として使わせてあげたものといわれる(ただしキャラクターの綴りは「Anakin」と若干異なる)。
1992年の映画『Gengis Khan』を最後に監督業を引退。
2009年2月に心臓発作と脳卒中に倒れ、同年4月22日、ビバリーヒルズの自宅で死去 ……
ケン・アナキンさんが亡くなってから、15年と213日が経ちました。(5692日)