田邊誠 氏(たなべまこと)

田邊 誠（田辺 誠、たなべ まこと、1922年〈大正11年〉2月25日 - 2015年〈平成27年〉7月2日）は、日本の政治家、実業家。
位階は従三位。
衆議院議員（11期）、日本社会党委員長（第11代）、裁判官弾劾裁判所裁判長（第61代）を歴任。
経歴・人物= 1922年（大正11年）、群馬県前橋市芳町（現・三河町）に生まれる。
父・熊蔵は老人ホーム院長を勤めていた。
熱心なクリスチャンであった父の影響を受け、自身もキリスト教徒となった。
中川小学校、城東小学校、群馬男子師範学校附属小学校へと転校。
1939年（昭和14年）旧制前橋中学（現・群馬県立前橋高等学校）を卒業した。
旧制高校への進学を希望していたが、父が経営する養老院の運営がおもわしくなく、やむなく学費無料の逓信官吏練習所に進学した。
1931年（昭和16年）に逓信官吏練習所本科を卒業。
練習所卒業後、前橋郵便局に勤務した。
1943年に応召し兵役に就いたが、軍隊内では熱心なクリスチャンであることを理由に酷いいじめにあったという。
終戦を千葉県稲毛の千葉陸軍戦車学校で迎えた。
復員後、前橋郵便局に復職。
1946年（昭和21年）に全逓信労働組合の結成に参加し、1949年（昭和24年）に群馬地区委員長に就任した。
1951年（昭和26年）3月に群馬地方労働組合評議会が結成されると副議長に就任し、同年9月からは議長を務めた。
1954年（昭和29年）日本社会党前橋支部長となる。
妙義基地反対闘争を指導した。
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