神吉拓郎 氏(かんきたくろう)
作家[日本]
1994年 6月28日 死去享年67歳
神吉 拓郎(かんき たくろう、1928年(昭和3年)9月11日 - 1994年(平成6年)6月28日)は、日本の放送作家、小説家、俳人、随筆家。
日本文芸家協会、日本放送作家協会、各会員。
東京府(現:東京都)麻布出身。
父は英文学者の神吉三郎。
麻布中学、成城高等学校文科卒業。
1949年NHKに入り、トリローグループの一人として「日曜娯楽版」などの放送台本を執筆。
傍ら、雑誌のコラム、雑文、短篇小説などを手がける。
1968年放送の世界から引退、以後小説、エッセイに転じ、都会生活の哀愁を見事に描いた作品「私生活」によって、1984年第90回直木賞受賞。
東京やなぎ句会にも参加し、俳号は「拓郎」、「尊鬼」。
経歴=
1983年(昭和58年)- 『私生活』で第90回(1983年下半期)直木三十五賞を受賞
1984年(昭和59年)- 『たべもの芳名録』で第1回グルメ文学賞を受賞
著作=
『男性諸君』(三一書房、1971年)のち文春文庫
『東京気侭地図』(文藝春秋、1981年)
『ブラックバス』(文藝春秋、1981年)- 直木賞最終候補作、のち文春文庫、のち『二ノ橋柳亭』として光文社文庫
『無着成恭の詩の授業』(太郎次郎社、1982年)
『ラグビーにトライ/ラグビー音痴に捧げる本』(野坂昭如と共編)(新星出版社、1983年)
『私生活』(文藝春秋、1983年)- 直木賞受賞作、のち文春文庫
『たべもの芳名録』(新潮社、1984年)のち文春文庫、のちちくま文庫
『タマに別れの接吻を』(自由書館、1984年)のち文春文庫
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神吉拓郎さんが亡くなってから、30年と146日が経ちました。(11104日)