岩崎京子 氏(いわさききょうこ)
児童文学作家[日本]
2025年 7月10日 死去老衰享年104歳
岩崎 京子(いわさき きょうこ、1922年10月26日 - 2025年7月10日)は、日本の児童文学作家。
来歴・人物=
東京生まれ。
恵泉女学園高等部卒業。
1959年、短編「さぎ」で児童文学者協会新人賞を受賞。
1963年、『シラサギ物語』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。
1970年、『鯉のいる村』で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。
1974年、『花咲か』で日本児童文学者協会賞を受賞。
2006年、巖谷小波文芸賞受賞。
2009年、横浜文学賞受賞。
2010年、『建具職人の千太郎』で第40回赤い鳥文学賞を受賞。
小学校の国語教科書に掲載された「かさこ地蔵」など民話の再話も手掛けた。
東京都内の自宅で長年にわたって家庭文庫を開設した。
100歳を超え、児童文学界の大御所の一人であった。
「世田谷・九条の会」呼びかけ人を務めていた。
2025年7月10日の朝、老衰のため東京都西東京市の病院で死去した。
102歳没。
著書=
『シラサギ物語』(講談社) 1964、のち文庫、青い鳥文庫
「みいちゃんきにのぼる」(講談社) 1964
講談社の絵本クラウン版『ライオンのめがね』に収載
『山のウグイス』(講談社) 1965
『鯉のいる村』(新日本出版社) 1969
『日本人の橋(スピエン・ジツポン)』(偕成社) 1970
『小さなハチかい』(福音館書店) 1971、のち偕成社文庫
『みどりいろのこいぬ』(実業之日本社) 1971、のちフォア文庫
『あかまんまとうげ』(童心社) 1972
『ゆうじときじ』(ポプラ ……
岩崎京子さんが亡くなってから、8日が経ちました。