ワルター・ウェラー 氏Walter Weller
バイオリン奏者、指揮者[オーストリア]
2015年 6月14日 死去享年77歳
ワルター(ウォルター)・ウェラー(Walter Weller, 1939年11月30日 ウィーン - 2015年6月14日 ウィーン)は、オーストリア出身のイギリスの音楽家。
経歴=
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者ヴァルター・ヴェラー(息子と同名、1900年5月1日 - 1982年9月22日)の息子としてウィーンで生まれる。
ヴァイオリンの神童として少年時代を過ごす。
ウィーン音楽院でフランツ・サモヒルに師事し、17歳からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏に客演奏者として加わる。
1958年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に第1ヴァイオリン奏者して入団する。
1961年にはウィーン・フィルハーモニー協会の正会員となり、正式にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者となった。
1964年からはコンサートマスターの席での演奏を開始し、1965年に正式に就任した(1961年に就任という文献もあるが誤りであり、1963年までの映像ではウェラーが第1ヴァイオリンの後ろの席で弾いていることが確認できる)。
室内楽奏者としても知られ、1959年にウェラー弦楽四重奏団を結成し、1971年頃まで活動した。
ヨーゼフ・クリップスに指揮を師事し、1969年にウィーン国立歌劇場の指揮者として活動を開始する。
1969年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を退団して、指揮者に転向する。
その後デュースブルクに転出する。
1977年にイギリスに移り、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー ……
ワルター・ウェラーさんが亡くなってから、9年と161日が経ちました。(3448日)