東江康治 氏(あがりえやすはる)
教育心理学者[日本]
(元琉球大学長・教育心理学)
2015年 4月5日 死去肝臓がん享年87歳
東江 康治(あがりえ やすはる、1928年9月10日 - 2015年4月5日)は、日本の教育心理学者。
名桜大学名誉学長。
元琉球大学学長。
略歴=
太平洋戦争末期の沖縄戦で鉄血勤皇隊として動員され、米軍の攻撃で右胸を撃ち抜かれたが、一命を取り留めた。
当時、米国生まれの兄フランク・ヒガシが米兵として沖縄に入り、敵味方に分かれた兄弟としても知られた
。
戦後、米政府の援助で米国に留学。
教育心理学が専門で、1970年に琉球大学教育学部教授、1973年に教育学部長、1984~1990年に学長。
沖縄県名護市の名桜大学の設立に携わり、1994~2000年に初代学長を務めた。
平和論の講座を設けるなど平和教育に力を入れた。
2005年に瑞宝重光章を受章した。
経歴=
1928年 - 沖縄県国頭郡名護町(現・名護市)東江に生まれる
1934年 - 東江尋常高等小学校(現・名護市立東江小学校)入学
1944年 - 鉄血勤皇隊に編入
1945年
沖縄県立第三中学校(現・沖縄県立名護高等学校)卒業
東江小学校代用教員
沖縄文教学校外語部入学
沖縄民政府文教局翻訳官
米軍部隊の通訳
1946年 - 沖縄外国語学校卒業
1948年 - 沖縄外国語学校名護分校教員
1949年 - 琉球大学開学の準備作業に携わる
1950年
琉球大学図書館司書
アイオワ大学留学
1954年 - アイオワ大学文理学部心理学科卒業
1958年 - アイオワ大学大学院修士課程修了
1970年 - 琉球大学教育学部教授
1972年 - ワシントン州立大学大学院博士課程修了
1973年 - 琉球大学教育学部長
1984年 - 琉球 ……
東江康治さんが亡くなってから、9年と231日が経ちました。(3518日)